アマチュア張り師のテニスな日々

寄る年波には勝てぬ❔❕技術半分と道具の力で上達目指す❕

人に張ったナイロンガット集~モノマルチフィラメント編part1

こんにちは

 

モノフィラメントに引き続き 私が人に張ったモノマルチフィラメントの紹介をしようと思います。

www.tennis-strings.work

 

同じナイロンでも構造が大きく2つに分かれています。

・モノフィラメント:1本の太い糸で構成されているもの

f:id:basstennis:20200527231349j:plain
・マルチフィラメント:複数の糸を組み合わせて作られたもの

f:id:basstennis:20200527231455j:plain

・そして大きく分類するとマルチフィラメントになるのでしょうが 単体の糸と複数の糸を組み合わせたモノマルチフィラメントと呼んでもいいものがあると思います。

f:id:basstennis:20200527231542j:plain

 あえてメーカーがこの様なガットを作っているのだから 2つの良さを組み合わせた構造を別物のマルチ いわゆるモノマルチと紹介しても良いのでは?と私は勝手に思っています🙇‍♀️

ナイロンシンセティックガットというと『弾き』『ホールド』『テンション』といった性能を ナチュラルガットにどこまで近づけるかを追及し作られています。

f:id:basstennis:20200527232620j:plain

モノフィラメントには弾きの良さがあり マルチフィラメントにはホールド感が有りますが 全ての性能においてナチュラルと同等品は無いと言われます。

ナチュラルとはやはり打感が違いますが モノマルチはモノの弾きとマルチのホールドを合わせ持ったものだと感じています。 

価格も比較的安い価格ですね。

 

  

マンティス コンフォートシンセティック

f:id:basstennis:20200517002249j:plain f:id:basstennis:20200524210549j:plain

マンティスは 2009年にイギリス-ロンドンでテニスの新生ブランドとして誕生した新しめのメーカーです。

 

ホームページより

 特殊な二重コーティングが耐久性を高めながら、ガットのような感触と演奏性を備えた柔らかい糸を提供するために開発されたマルチフィラメント構造。

シンセティックのマルチフィラメントがマイルドな打感と安定した球筋の力強いショットを実現します

とあります。

 

中はマルチですが 外はモノが巻いてあります。

こういった構造はマルチフィラメントと分類されると思うのですが 私はこうした構造をモノマルチとして紹介しています。

張っている時によく伸びるガットです。

柔らかくてナイロンなのにホールドも有ります。

これがモノマルチの特徴の1つですね。

スピンもそれなりに掛かります。

反発は抑え気味ですが マルチ構造のバボラのブリオより弾きは良いかなと思います。

打球音はポリっぽかったです。

テンション維持はナイロンにしては良くはなく 表面が捲れてくるのは早かったです。

 

カラーはナチュラル・ブラック・ライムの3色。

ゲージは1.30mmの1種類 台湾製

POWERTI PT-122

f:id:basstennis:20200508005122j:plain

 このガットは ACE ハリケーンブラスト という製品名で購入しました。

f:id:basstennis:20200525002206j:plain

このパッケージのシールが剥がれて 上のさそりの絵が出てきました😲

 

POWERTI商品説明より

この経済的なナイロンソフトワイヤーは、モノフィラメントコアに伸縮性のあるモノフィラメントのアウターラップが付いています。 パワーと快適さを兼ね備えた素晴らしい配合の製品を提供。 耐久性。

とあります。

 

ハリケーンブラストにはマルチフィラメントと書いてあったのですが 実際はコアがモノフィラメントでアウター部がマルチフィラメントになっていました。

なので私はこのガットをモノマルチとして紹介しています。

 アウターラップにリボンが巻いてありキラキラしているので このガットを張る事に少し抵抗がある方もいるかも知れませんね😄

 いかにも怪しそうで購入するのも気が引けましたが 安価な黄色のナイロンガットをさがしていたので試してみる事にしました。

聞いた事のない安いガットでしたが 柔らかくて弾きが良く意外に良かったですね。

私の周りには結構このガットのリピーターがいます。

ガットを張っている時の状態は物凄く伸びます😲

 

カラーはホワイト・イエロー・ブルー・ゴールドの4色。

ゲージは1.30mmの1種類 中国製でしょうか?

 

プロズプロ HEXマルチ

f:id:basstennis:20200517002354j:plain f:id:basstennis:20200526225101j:plain

プロズプロという名前は何かのおまけで付いてきたグリップテープで知りましたが ラケットスポーツ用品を販売しているドイツのメーカーの様です。

テニスガットも沢山の種類を出していて価格も破格です。

ずっと気にはなっていたのですが プロズプロの販売店がないようでほとんど販売していません。

個人の方でしょうか?プロズプロを仕入れている方から マルチフィラメントなのに6角形という珍しいHEXマルチを試してみる事にしました。

 

ホームページより

ストリングコアは、何千もの非常に引き裂きに強いマイクロファイバーで構成されています。圧縮プロセスにより、耐久性と出力が向上します。ストリングコアの追加コーティングにより、張力の安定性が向上します。マイクロモノフィラメントの層がストリングコアに巻き付けられているため、優れた加速と優れたパフォーマンスが得られます。ストリングは完全にナノアウターコーティングで仕上げられました。利点:-六角形の断面により、卓越したスピンと優れたコントロール。コーティングされたストリングコアにより、非常に良好な張力安定性。高性能モノフィラメントによる優れたボール加速。天然のガット弦に似た快適さとフィーリング。したがって、テニス肘の問題がある要求の厳しいプレーヤーに特に適しています。

とあります。

 

6角形とありましたが 触った感じ角が見当たりません?『丸やな⁉』と思ってしまうぐらいでした😅

安かったし形状も微妙だったので 大して期待もせず打ってみたところ マルチにしては硬めですがナイロン全般では柔らかい部類で 自分的には意外にも有りでした😁

飛び出しが早くスピードが出るガットです。

マンティスのコンフォートシンセティックと同じく アウターがモノフィラメントなので モノマルチ的な打感で似ていると思いました。

マンティスのコンフォートシンセティックはロールで購入してあるのですが 無くなったらHEXマルチにしようかと思っている程です(自分ではあまり張らないですが 価格と性能のバランスが良い為 人に勧められるので)

 

カラーはホワイトのみ ゲージサイズも1種類のみです。

 

プロケネックス インパクトプラス

f:id:basstennis:20200516205145j:plain

プロケネックスは1980年に世界初の中型グラファイトテニスラケットを作ったという台湾のラケットメーカーで その当時ラケットメーカーでは有名だったようですね。

初のグラファイトラケットとは驚きました😲

今ではほとんど名前を聞かず 知らない方も沢山いるのではないかと思います。

プロの契約選手ではアンドレアス・セッピがいます。

f:id:basstennis:20200602010338j:plain

私も名前くらいしか聞いた事がなかったのですが まさかガットを出しているなんて思いませんでした。

しかも Made In Japan です。

 

商品説明より

高弾力マルチフィラメントと磨耗性に強い独自のSTCフィラメントをバランスよく配合。インナーの接着、アウターコーティングの両方にポリウレタンコーティングを施すことにより、インパクト時の柔らかさ、心地よい打球感、サウンドを保持しながら、耐久性、反発性、テンション維持率の向上に成功した欲張りなマルチフィラメントストリングです。

とあります。

 

内部に沢山のモノフィラメントがある構造の様で 柔らかさと反発性を両立したガットなのかなと思いました。

実際に打ってみたら弾きはあるのですが スピードはそこまで出ない感じです。

マルチにしてはスピンもかかり 柔らかさによるタッチの良さも有ります。

全体的に良い印象が有ります。

ガットの表面は硬めで腰が弱い感じは ナチュラルっぽいです。

 

カラーはナチュラルの1色。

ゲージは1.25mm・1.30mmの2種類 日本製 

 

私のテニス仲間伝いでガット張りの依頼が有り このガットを張ってくれという事でした。
こういった仲間伝いに依頼があり 顔も知らない方のラケットもたまに張ったりしています😊

既に廃番になっている ゴーセンのコンポジットマスター1ですが ゴーセン独自の海島型で形状が扁平になっています。

扁平形状ではないですが 楕円型のトアルソンのレンコンゼロクラッシュは張ったことが有ります。

こういったガットは幅広の面でボールを受ける事により 食いつかせてスピンを掛けるコンセプトになっている様で 張る時に面の向きを揃えないといけない様に思えるのですが いちいちガットの縒りを戻しながら面を揃えて張っていると 時間も倍かかってしまいとても面倒です。

以前レンコンゼロクラッシュを面を揃えて張ってみましたが 苦労した割にはスピン性能が特別良くなったという事もなく『二度とこんな張り方をしないぞ!』と心に誓いました😤

それ以降は三角形も四角形も普通に張っています😊

張った感想ですが 片側が1.48mmもあり太いです😲

それでいて細い方は1.1mmと薄いので 触った感じ明らかに細長さを感じます。

表面は滑りやすく細長い事もあり張りやすかったです。

太いガットなので ナイロンにしては張っていて延びがあまりなかったです。

スピンを掛ける打ち方をしていると ナイロンモノの場合丸形状ガットでもクロスが削れて細長くなっていきます。

コンポジットマスター1は既に細長くなっているのでガットの滑りも良いのでしょうね👍

 

カラーはナチュラルの1色。

ゲージは1.1mm~1.48mm 日本製 

 

次回part2に続きます。
 
それではまたよろしくお願いします。