アマチュア張り師のテニスな日々

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ポリプロピレンの柔らかさ!【イソスピード プロフェッショナルクラシック】

こんにちは

 

今回は現在張っている イソスピードのプロフェッショナルクラシック のインプレをしたいと思います。

イソスピードは オーストリアで1990年にストリングの生産を始めたようで とても変わったストリングを発売している 知る人ぞ知るメーカーです。

私の周りにイソスピードの名前を出しても誰一人知っている人はいませんでした😅

どう変わっているかと言うと 大抵のポリストリングはポリエステルで出来ているのですが イソスピードはポリプロピレンで作られています。

勿論ポリエステルのポリもイソスピードにはあるのですが ポリプロピレンのポリが特長ですね。

ポリプロピレン(PP)は熱可塑性樹脂である為に 耐熱性が有り摩擦熱に耐え得る事が出来ます。

材質も変わっていますが その構造も変わっていてポリなのにナチュラルガットと同じリボン構造になっている事です。

ポリなのにナチュラルと同じく表面が順番に解れてきます😲

面白いですねー 本当に変わっています。

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ポリをナチュラルに近づけようと柔らかい材質を使い 構造もリボン構造にするとは凄い発想ですね。

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あとテンションロスを抑えるためにプレストレッチをするメーカーは他にも在りますが ストレッチしたまま巻き上げて そのままパッケージの中に入れている所は手間暇かかっていて 変わっているとしか言いようが有りません🤔

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クラシックゴールドなんか立派な袋の中にストリングが入っているので 未だにその袋は取ってあります。

一つ一つ凝ってますねー😲

プロでも全仏でマイケル・チャンに勝ち 1996年に世界NO1になったオーストリアのトーマス・ムスターイソスピードのストリングを使用していたとあります 。

何を使用していたのでしょうか?気になります。

やはりイソスピードの代名詞 このプロフェッショナルクラシックなんでしょうか? 

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それでは プロフェッショナルクラシック のインプレに入りたいと思います。

 

 

プロフェッショナルクラシックについて

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変わったストリングを作るイソスピードの説明を先も書きましたが このストリングこそがイソスピード代表作と言っても過言ではないと思います。

ナチュラルガットをモデルとした構造で イソスピードではパワーリボンと言っている様です。

パワーリボンはポリプロピレンとポリアミドで出来た平らなリボンで いくつかの層で成り立っているストリングの様です。

ナチュラルガットの構造をシュミレートする事により 弾力性を出している様です。

ポリアミドというとナイロンの事なんですが このストリングの柔らかさはナイロンが混ぜ合わさっているからなんでしょうか?確かにポリにしては柔らかいし当てただけで飛ぶ感じはナイロンっぽいです。

そしてテンションロスを最小限に抑える為に プレストレッチがされています。

ストリング表面には摩擦低減のために リキッドワックスが施されています。

この為に柔らかさによる腕の保護と 非常に良いボールの加速が出るようです。

ここまで手間のかかったストリングですが価格はそんなにも高くはありません。

色んな意味で『凄い!』の一言です。

 

張ってみた 

今回はプロスタッフRF97に 縦48ポンドx横45ポンドで張ってみました。

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クロスを3ポンド落としているのは 私の場合メインの動きをよくするために落としているのですが スピンが掛かりすぎてしまうとかコントロール性の事もあり 3ポンドは落とし過ぎたかなと思っています。

ストリング自体はクニャクニャの柔らかさでポリとは思えない柔らかさです。

表面はコーティングの硬さもあり 色的にも4Gみたいだなと思えますがクニャクニャです😅

仲間から『それ4G?』と聞かれたぐらいです。

実際は4Gより薄い色です。

 

推測してみた

以前クラシックゴールドを試しているので 柔らかくて弾きの良いストリングかなと推測します。

はたしてどうか ではいざコートへ!

 

打ってみた

打感

柔らかいのでポリとはとても思えない感触です。

手に硬さどころか 衝撃もほとんどありません。

ナイロンの柔らかさで 柔らかいポリの感触といった所でしょうか。

柔らか過ぎるのか ホールドし過ぎるのか 普通のポリの感覚で振るとスピードが乗りません。

自分から打ちに行くより 相手の勢いを利用してフラットで押すスイングにすると このストリングが持つ飛びの良さと弾きを感じられます。

硬めのポリとのハイブリッドにすれば スピードが上がるのではないかなと思います。

滑りの悪いストリングの様に メインの戻りが悪いのですがスピンの掛かりは良いので スピンの掛かり具合はスナップバックではないのかな?と思ってしまうぐらいです。

私の場合こういった滑りの悪いストリングにはシリコンスプレーを塗っています。

 

このプロフェッショナルクラシックは表面に硬さはあるとはいえ 柔らかい事には変わりがないので 初日の段階でノッチが出来ました。

メインにノッチが出来るとそれがレールの役割をして滑りが良くなったりします。

なのでスプレーを塗ったのは最初の段階ぐらいでしたが 最後の方は緩んできてその為か滑りも悪くなってきたのでその時に塗っていました。

ボレーやスライスのタッチ系プレーを置きに行くように打てば 楽にコントロール出来ます。

こういった事もナイロンっぽい感じです。

サーブも思ったほどスピードが上がらず ポリの様にいかないので物足りなさを感じます。

以上の事がこのストリングの特徴になるので そもそもポリと比べること自体無理があるのだと思います。

ゆったりとしたコントロールショットやカウンターショットといった事に徹すると 楽にテニスが出来るのではないかなと思います。

 

テンション維持

テンション維持ですが 柔らかさの為かテンション降下は大きかったです。

ナイロンもそうなんですが 柔らかいストリングはテンション降下が終了して弾きが悪くなってきても弾力はまだ残っているので 使っている本人が嫌にならなければ結構長く使用出来るのではないかなと思います。

ノッチも出来やすいし リボン構造により表面が順番に捲れていくので 性能維持としては良くないのかなと思いますが これもやはり使う本人次第ですね。

 

今現在19時間使用して-8ポンドで 未だ徐々に降下しています。

テンション降下終了まで使い続けようと思いますが、25時間ぐらい迄行きそうな感じです。

 

こうしてみるとテンション降下は大きいですが やはり長く使えるストリングではないかなと思います。

しかし性能維持に関しては明らかに打感が変わってきました。

あれだけ柔らかかった打感が 硬さが出てきて普通のポリに近づいてきました。

私の場合は柔らか過ぎるよりは 打感的にはこのぐらいの方が好みですけど…

クラシックゴールドはテンションが-10ポンドぐらい落ちたので プロフェッショナルクラシックもその位落ちるかも知れません。

既にノッチが半分ぐらい迄入っていてもう少しで切れそうですが 多分私の場合は切れないでしょう😅

(最終的にテンション降下時間は -12ポンド・32時間 でした。

テンション降下が止まることなくどんどん低下して行き 人にもよりますが最終的に切れるまで使えそうです。

最後は伸び伸びになった『ビヨーンビヨーン』の柔らかさが出て来ました。

本当にもうあと1時間もやっていたら切れる所迄行きましたが 終了時間になったのと週末にまともなストリングが張ってあるラケットが無かったので この時点で切る事にしました。

 

 類似品

イソスピード クラシックゴールド

似たようなストリングですが やはり同じ構造 同じ材質 同じメーカーのクラシックゴールドですかね

使用した季節が真逆である為か 若干打感が違うように感じますが 同時使用したら多分同じに感じるのでしょう。

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 他にも名前が似ている腕に優しい プロフェッショナル+ARM PROTECTION

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ゲージ違いで構造材質は同じ コントロールクラシック 名前が違うだけなのか?

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コントロールクラシックの腕の保護版 コントロール+ARM PROTECTION

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この辺のストリングは試した事はないですが おそらく似ているのではないかな?と思います。

 

紹介

ポリなのにナイロンの柔らかさ でもポリの打感もある ゆったりテニスをするならこんな不思議な感覚⁈ プロフェッショナルクラシックを是非お試し下さい。

これはこれで面白い!

 

カラーはナチュラルカラー。

ゲージは1.2mmです。オーストリア製

1.2mmとパッケージに書いてありますが 1.2mmにしては太く見えます。

実際ノギスで測ると1.29mmありました。

ナチュラルも測定する場所により太さのバラつきがかなりありましたが リボン構造はそういったものなのでしょうか?

それではまたよろしくお願いします!